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大忠臣蔵

28 バイト追加, 2010年11月22日 (月) 11:03
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さてこの場面、歌舞伎は舞台の関係で便宜上「二階」としてあるお軽のいる場所がわりと低い中二階的なセットだが、これが映画でも二階を再現せず、中二階の体裁のままになってる。
で、全段通してもっともエロティックなはずの、ハシゴでお軽がこわごわ降りてきて着物がはだけて内蔵助がエロギャグを飛ばし、じゃらじゃらとじゃらつくシーンが映画ではスルーされて、降りる間は、あろうことか縁の下の[[斧九太夫]]のアップになって、いつの間にか「おおこわ」と下に来ちゃってる。これは〜、どうでしょう。高千穂ひずるさんのはだけるおみ脚が見たかったなあ!映画だからこそ由良之助の目線がビジュアル化できるのに!やってほしかったなあ!こういうところが「カタブツ」な本作の特徴であります。減点。のアップになって、いつの間にか「おおこわ」と下に来ちゃってる。 これは〜、どうでしょう!? 高千穂ひずるさんのはだけるおみ脚が見たかったなあ!映画だからこそ由良之助の目線がビジュアル化できるのに!やってほしかったなあ!こういうところが「カタブツ」な本作の特徴であります。減点。
舞台ではおかると兄の寺岡平右衛門(この映画では寺坂吉右衛門と混ざった名前で寺坂平右衛門となっている)のシーンがホロリとさせられるが、この映画ではそのあと内蔵助が斧九太夫を縁の下から引っ張り出して悔やむシーンにグッと来る。歌舞伎と比較すると、こうしたメディアによる効果の違いも楽しめます。
八〜九段目にあたる[[小浪]](嵯峨三智子)と[[戸無瀬]](山田五十鈴)もすごく良かった。この映画、女優陣が素敵で、女形でおなじみの女三人のこのシークエンスを'''本女がやる'''という、これは漫画原作が実写になるくらいワクワク。さらにこの義理の母娘を、18歳当時デキ婚で山田五十鈴が生んだものの育児放棄した嵯峨三智子との二人(仲は険悪だったとか)でやるというすごいキャスティングも見もの。。という、これは漫画原作が実写になるくらいワクワク。さらにこの義理の母娘を、18歳当時デキ婚で山田五十鈴が生んだものの育児放棄した嵯峨三智子との微妙な関係の二人(仲は険悪だったとか)でやるというすごいキャスティングも見もの。。
歌舞伎は後半がいささか「長いな」とかんじるのに対し、本作のバージョンは簡潔に整理されてるし、まさに「映画化」の意味のある場面である。
討ち入りは歌舞伎ほど華麗な立ち回りは無い。
[[清水一学|清水一角]]が戦ってるときに、背景に見切れている邸内でなにかがショートしたような何度か青く光るのは、なんの事故でござろうか。かきわりの赤穂城のパースが狂ってたり、セリフ噛んでてもオン・エアになってたり、この映画には妙なゆるさがある(笑)。この一角、敵にしては話せるキャラなのだが、とにかくなかなか死なないのがちょっと可笑しい。が戦ってるときに、背景に見切れている邸内でなにかがショートしたような何度か青く光るのは、なんの事故でござろうか。かきわりの赤穂城のパースが狂ってたり、セリフ噛んでてもオン・エアになってたり、この映画には独特なゆるさがある(笑)。この一角、敵にしては話せるキャラなのだが、とにかくなかなか死なないのがちょっと可笑しい。

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