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お軽

524 バイト追加, 2013年5月10日 (金) 10:50
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このお軽というキャラは、塩冶判官の刃傷がキッカケで職場、恋人、父親、兄のすべてを失い、まったくいいところのない運命。現代劇ならなんかもうちょっと希望が与えられそうなものであるが…。このお軽というキャラは、塩冶判官の刃傷がキッカケで職場、恋人、父親、兄のすべてを失い、まったくいいところのない運命の悲劇のキャラクターのようにも見えるが、人形浄瑠璃のほうの「仮名手本」(三段目「腰元おかる文使いの段」)を見ると、彼女は勘平の袴の中に手を突っ込むなど、大胆に彼を欲しており、明らかにおかるは勘平のアッチのほうにベタ惚れであることがうかがわれる。
最近では「[[新春ワイド時代劇 忠臣蔵−決断の時|決断の時]]」で純名りさが演じたが「それじゃあたしはいったいなんのために、遊里に売られたのよ!」みたいな事を泣き叫ぶシーンがあったが、けだしごもっとも。大星力弥と小浪のプラトニックと対照的に描かれたおかる達のイケイケぶりは、伴内のセクハラも含めて「おとなの関係」であり、セクシャリティにアクティブなキャラと言える。
ただ、こうストレートに悔やんでは、現代的すぎて風情がない。北原白秋がまとめ上げた「おかる勘平」という詩は、お上から「エロい」と判断され載せた詩誌は発禁。やがて廃刊になったそうだが、正しいアプローチだと思います。
ちなみにりささんは同番組において、切腹しようとする勘平を制止するシーンで抜き身を思わず鷲掴みにしちゃう珍シーンがあり、DVDでも見られます。
最近では仮名手本の現代語訳的な「[[新春ワイド時代劇 忠臣蔵−決断の時|決断の時]]」で純名りさがお軽を演じ「それじゃあたしはいったいなんのために、遊里に売られたのよ!」みたいな事を泣き叫んでいたのがお茶の間的にはわかりやすいっちゃあ、わかりやすかったが、もしも阿部定のようにエロにまっすぐなキャラとして描かれたらリアクションはもう少し変わってるかも、と思いました。
余談だが、彼女の視点で勘平との死別を北原白秋がまとめ上げた「おかる勘平」という詩は、お上から「エロい」と判断され載せた詩誌は発禁。やがて廃刊になった。21世紀に読むと、ただ綺麗な印象である(たしかにエロいけど)。  全然ついてないかわいそうなキャラ。ちなみにりささんは同番組において、切腹しようとする勘平を制止するシーンで抜き身を思わず鷲掴みにしちゃう珍シーンがあり、DVDでも見られます。

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