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お軽

68 バイト除去, 2013年5月10日 (金) 11:07
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このお軽というキャラは、塩冶判官の刃傷がキッカケで職場、恋人、父親、兄のすべてを失い、まったくいいところのない運命の悲劇のキャラクターのようにも見えるが、人形浄瑠璃のほうの「仮名手本」(三段目「腰元おかる文使いの段」)を見ると、彼女は勘平の袴の中に手を突っ込むなど、大胆に彼を欲しており、明らかにおかるは勘平のアッチのほうにベタ惚れであることがうかがわれる。 大星力弥と小浪のプラトニックと対照的に描かれたおかる達のイケイケぶりは、伴内のセクハラも含めて「おとなの関係」であり、セクシャリティにアクティブなキャラと言える。このお軽というキャラは、塩冶判官の刃傷がキッカケで職場、恋人、父親、兄のすべてを失い、まったくいいところのない運命の、受け身ばかりの悲劇のキャラクターのようにも見えるが、人形浄瑠璃のほうの「仮名手本」(三段目「腰元おかる文使いの段」)を見ると、彼女は勘平の袴の中に手を突っ込むなど、積極的かつ大胆に彼を欲しており、明らかにおかるは勘平のアッチのほうもベタ惚れであり([[大石主税|大星力弥]]と[[小浪]]のプラトニックと対照的)、各キャラクターがそれぞれつむいでいった悲劇とも見えます。
北原白秋がまとめ上げた「おかる勘平」という詩は、お上から「エロい」と判断され載せた詩誌は発禁。やがて廃刊になったそうだが、正しいアプローチだと思います。

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