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悲恋おかる勘平

226 バイト除去, 2014年11月4日 (火) 12:00
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この話は勘平を一途に愛するお軽と、愛娘の幸せをよろこぶ与市兵衛ら両親をよそに、シアワセとはほど遠いところで悩み苦しみ続ける勘平=錦之介の初々しさが良いコントラストになっているが、女子と男子で大きく感想が分かれそう。この話は、女子と男子で大きく感想が別れそう。
女子で錦之介ファンなら後年を予見させる「強いキャラ」な演技の中に、「ウジウジキャラ」を織り交ぜた和事(わごと)を演じきってる若き錦之介をキラキラと初々しく感じ、なかなかこたえられないようだが、男子で、おまけに歌舞伎の事情(or歌舞伎の良さ)知らない人のサイト・レビューを見ると、腕が立つわけでもなければ、かといって恋にも生きず、ウジウジしてたかと思うと急に農家のじいさんに金の無心をしたり死体からネコババしたりと、どこに魅力を見いだしてイイかわからないようすで「なんじゃこのキャラは?」という印象を持つようでございます。女子で錦之介ファンの友人は、後年を予見させる「強いキャラ」な演技の中に「ウジウジキャラ」を織り交ぜた和事(わごと)を演じきってる若き錦之介を、キラキラと初々しく感じ、なかなかこたえられないようだったが、男子で、おまけに歌舞伎の事情(or歌舞伎の良さ)知らない人のサイト・レビューを見ると、とびきり腕が立つわけでもなければ、かといって恋にも生きず、ウジウジしてたかと思うと急に農家のじいさんに金の無心をしたり死体からネコババしたりと、どこに魅力を見いだしてイイかわからないようすで「なんじゃこのキャラは?」という印象を持つようでございます。
(ま、概してラブストーリーの感想は男女でそんなふうに別れるものかもですな)
(以下ネタバレ)
勘平の名は短冊に書かれて彼の槍とともに討ち入りで活躍。死んで参加する、討ち入り装束姿の勘平にじわっと来る。勘平の名は短冊に書かれて彼の槍とともに討ち入りで活躍。死んで参加する、討ち入り装束姿の勘平にジワッと来る。
歌舞伎でははっきりしないおかるの行く末は、生前の内蔵助に身請けされたあと瑤泉院のところで働くというかたちで丸く収まります。

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