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六段目

87 バイト追加, 2015年1月28日 (水) 09:06
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浄瑠璃に凝ってる男がおさらい会で六段目を発表することになるがセリフをうろ覚えで、練習中に「♪山越す猪(しし)に出会い、二つ玉にて撃ち留め…」ていうところの「しし」を忘れがち。
しかしもう本番は今晩だし、心細いので友だちが客席から「16ッ!」と、「四四十六」という九九をヒントにした掛け声してくれるようまとまる。しかしもう本番は今晩だし、心細いので友だちが客席から「16ッ!」と、「四四十六」という九九をヒントにした掛け声をしてもらうよう話がまとまる。
本番、やっぱり同じ所で詰まって「16ッ!」と声をかけられた男だったが、2の段を思いついてしまい「♪山越すニハチに出会い…」とやってしまう。
== 幽霊の片袖 ==
泥棒が造り酒屋の娘の墓を暴いて仏さんが着ている高価な金無垢、三枚重ねの着物を売り飛ばす。泥棒が、死んだ造り酒屋の娘の墓を暴いて仏さんが着ている高価な金無垢、三枚重ねの着物を売り飛ばす。
紋のついた片袖は足がつくので道具屋に売らず、大胆にも巡礼のふりをして遺族に会いに行き「越中立山のほとりで、亡霊となったお宅のお嬢さんから言付け(両親が泣いてばかりでそれが死後の世界で火の雨となって降るから供養をよろしくという内容)を頼まれた、その証拠」として片袖を出す。
この浄瑠璃は原作のほうの流れで、歌舞伎の構成だと、お金〜さらばではなく、お金〜血判〜血判たしかに受け取った「♪哀れ果敢なき」…となり、さらに「さらば、さらば」の歌は無い。この浄瑠璃は原作のほうの流れで、歌舞伎の構成だと『お金〜さらば』ではなく、『お金〜血判〜血判たしかに受け取った「♪哀れ果敢なき」』…となり、さらに「さらば、さらば」の歌は出てこない。
「四十九日や五十両。合わせて百両、百ヶ日の追善供養。あと懇ろに弔われよ。さらばさらば。おさらばと見送る涙、涙の…」という落語に出てくる流れは人形浄瑠璃の方で出てまいります。落語の内容に近い「四十九日や五十両。合わせて百両、百ヶ日の追善供養。あと懇ろに弔われよ。さらばさらば。おさらばと見送る涙、涙の…」という流れは人形浄瑠璃の方で出てまいります。
豆腐屋「マメに帰ります。」
きらず=おからのことで、商売者のおからを食べて殺された鹿のエピソードが絡んでいる。おからのことで、商売者のおからを食べて殺された鹿のエピソードが絡んでいる。打首にはしないよと言っている。
マメ=達者で、という意味。ともかく豆腐屋ギャグ。

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