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四十八人目の男

12 バイト追加, 2016年9月9日 (金) 13:24
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これを皮切りに、ひょんな事で知り合った上杉家の間者・小関新九郎(キーパーソンとなる)に道端のタイマン勝負で敗れたり、知り合った姉妹からすごくモテたりすることで、どんどんと彼が一途に信じていたものが崩れ始める。
特に初対面から後も小関新九郎はなにかと庄左衛門の弱くなったココロネに付け入り、かつて彼が手にかけた吉良邸用人の遺子にわざと会わせたり、グラグラと彼を揺らす。特に初対面から後も小関新九郎はなにかと庄左衛門の弱くなったココロネに付け入り、かつて彼が手にかけた吉良邸用人の遺子にわざと会わせたり、グラグラと彼を揺さぶる。
演技とか演出もさることながらカット割りが良いせいなのか登場人物の心理変化について生きやすい。全体が丁寧で「ちゃんとしてる」作品。演技とか演出もさることながらカット割りが良いせいなのか登場人物の心理変化についていきやすい。全体が丁寧で「ちゃんとしてる」作品。
監督はのちに「昭和残侠伝」をヒットさせる佐伯清。
戦後の忠臣蔵映画にはこないだまで続いていた十五年戦争によほど嫌気が差したか「自由」に対する賛美を声高に入れる傾向を感じ、この作品でものっけから大野が「わしは生きていたいっ」と言うし、庄左衛門にぞっこんのおねえさんも「この世に生まれてしたいことをしなかったらつまらないもの」などと言っている。
それでも本作は「ほんとに討ち入りに参加しないで生き延びることで正解か?」という点を堪えず掲げている部分が、ちょっとほかの上を行ってる感じ。それでも本作は「ほんとに討ち入りに参加しないで生き延びることで正解か?」という点をたえず掲げている部分が、ちょっとほかの上を行ってる感じ。
脱盟を決めた庄左衛門からは冒頭の清々しいところがなくなる。これだけ丁寧に脱盟者に焦点を当てて共感ができても、「葛藤」の描写がリアルなぶん、ときどきカット・インされる討ち入りに出かけるメンバーの姿や彼らの戦いが「やっぱり」かっこ良く見えてきたりする。戦後の観客にはどう写ったろうか?脱盟を決めた庄左衛門からは冒頭の清々しいところが次第になくなる。これだけ丁寧に脱盟者に焦点を当てて共感ができても、「葛藤」の描写がリアルなぶん、ときどきカット・インされる討ち入りに出かけるメンバーの姿や彼らの戦いが「やっぱり」かっこ良く見えてきたりする。戦後の観客にはどう写ったろうか?

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