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六段目
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== 六段目 ==
あるそそっかしい旅役者が六段目を上演中、懐中から取り出すはずの一巻(連判状)を忘れて出てしまい、原郷右衛門と千崎弥五郎役の役者はもめながら揚幕に引っ込んでしまう。残された勘平が「この臓腑は、どうするどうする」。
== 蛸芝居 ==
砂糖問屋のメンバーが出入りの魚屋、蛸にいたるまで芝居好きというお噺。
魚屋の魚金がタイをおろしているシーンで、臓物を見て「血腸…あったなあこんな芝居が。」と言って六段目の勘平腹切りを再現し始める。
蛸に当たった時に黒豆を食べると良いとする民間療法にちなんだオチ(桂雀々師匠は「毒消し持ってきて。蛸に当てられたんや」と黒豆は出さない。)まで、忠臣蔵に限らずいろいろな芝居が散りばめられている上方落語。