「お勘」の版間の差分

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八丁堀・岡崎町のあぶ八長屋の住人で、安兵衛の部屋の隣に住んでいる。
 
八丁堀・岡崎町のあぶ八長屋の住人で、安兵衛の部屋の隣に住んでいる。
  
ふたりを隔てる長屋の壁には大きな穴が空いている設定のこともあり、呑んべえ安にダイレクトに世話を焼く。時間も教えてくれる(太陽の傾きを見ての目測)。そのわりに「ばばあ」と乱暴に呼称されている。
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ふたりを隔てる長屋の壁には大きな穴が空いている設定のこともあり、呑んべえ安にダイレクトに世話を焼く。時間も教えてくれる(太陽の傾きを見ての目測)。
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シンプルにこき使われている場合もあるが(主にサイレント時代)、世話女房のようなつもりになってる色気づいた演出もしばしば見受けられる。そのわりに「ばばあ」と乱暴に呼称されている。
  
  
 
地芝居では現代でも登場し、どんな素人が演じてもこのおばあさんが出てくると場内に笑いが生まれ、和む仕掛けになっている。
 
地芝居では現代でも登場し、どんな素人が演じてもこのおばあさんが出てくると場内に笑いが生まれ、和む仕掛けになっている。
  
キーパーソンであるだけに、映像作品の方では[[堀部安兵衛(日活)|小松みどり]]であるとか、[[忠臣蔵 暁の陣大鼓|三好栄子]]、[[喧嘩安兵衛 決闘高田ノ馬場|浅香光代]]、[[PARCO歌舞伎 決闘!高田馬場|市村萬次郎]](は、舞台)といった、実力派がキャスティングされる。
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キーパーソンであるだけに、映像作品の方では[[堀部安兵衛(日活)|小松みどり]]であるとか、[[忠臣蔵 暁の陣大鼓|三好栄子]]、[[喧嘩安兵衛 決闘高田ノ馬場|浅香光代]]、[[PARCO歌舞伎 決闘!高田馬場|市村萬次郎]](は、舞台)といった、生半ではない実力派がキャスティングされる。
  
 
[[忠臣蔵1/47|過去に別の項目]]で触れたことがあるが、それを書いてから10数年の時を経て、研ナオコさんはますます良い味になってきて、ドラマ版の「家、ついて行ってイイですか?」の演技を見て確信に至った。今なら研ナオコさんがベリーベスト「お勘婆」。(2021.8現在)
 
[[忠臣蔵1/47|過去に別の項目]]で触れたことがあるが、それを書いてから10数年の時を経て、研ナオコさんはますます良い味になってきて、ドラマ版の「家、ついて行ってイイですか?」の演技を見て確信に至った。今なら研ナオコさんがベリーベスト「お勘婆」。(2021.8現在)
  
  
[[もりいくすお|もりい]]個人としては、おかんが出てこない(or 使いこなせない)安兵衛モノの、高田の馬場前後を描いた映像作品や芝居は、伝統あるこのフィクションに対して不勉強であり、モグリ、あるいはアンチさえ感じてしまう。
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[[もりいくすお|もりい]]個人としては、おかんが出てこない(or 使いこなせない)安兵衛モノの、高田の馬場前後を描いた映像作品や芝居は、伝統あるこのフィクションに対して不勉強であり、モグリ、あるいはアンチさえ感じてしまう。(附言:ここで言ってるのは、映像作品や新作芝居への言及であって、「安兵衛の住んでる長屋の大家・五兵衛が応対する」といった浪曲のバージョンも伝統的には存在します。)
  
さりながら、戦後のように「明るくパァッといきたい」という気持ちからか、[[中山安兵衛|近隣に世話を焼いてくれる未亡人]]や、[[酔いどれ二刀流|軽業師の女の子が住んでる場合]]などは、あえてばばあは出てこなかったり、いても機能しなかったりすることがあります。これはこれで認めるものであります。
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さりながら、戦後のように「明るくパァッといきたい」という気持ちからか、[[中山安兵衛|近隣に世話を焼いてくれる未亡人]]や、[[酔いどれ二刀流|軽業師の女の子が住んでる場合]]など、あえてばばあを出さないコンセプトが際立っている場合もあり、これはこれで認めるものであります。
  
  
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*[[PARCO歌舞伎 決闘!高田馬場]](松竹)<small>〜三谷幸喜〜</small>2006
 
*[[PARCO歌舞伎 決闘!高田馬場]](松竹)<small>〜三谷幸喜〜</small>2006
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*[[花のお江戸の快男児 喧嘩安兵衛]]<small>〜五木ひろし公演〜</small>2024

2025年7月6日 (日) 15:33時点における最新版

役者絵:三好栄子

お勘【おかん】…浪人時代(浅野家に仕官する前)の安兵衛のお隣さん。お勘婆。おかんばあさん。


安兵衛ものの講談や映画には、ある時代までは必ずといっていいほど安兵衛とはセットで出てくる、糊(のり)屋・糊売りの老婆。

八丁堀・岡崎町のあぶ八長屋の住人で、安兵衛の部屋の隣に住んでいる。

ふたりを隔てる長屋の壁には大きな穴が空いている設定のこともあり、呑んべえ安にダイレクトに世話を焼く。時間も教えてくれる(太陽の傾きを見ての目測)。

シンプルにこき使われている場合もあるが(主にサイレント時代)、世話女房のようなつもりになってる色気づいた演出もしばしば見受けられる。そのわりに「ばばあ」と乱暴に呼称されている。


地芝居では現代でも登場し、どんな素人が演じてもこのおばあさんが出てくると場内に笑いが生まれ、和む仕掛けになっている。

キーパーソンであるだけに、映像作品の方では小松みどりであるとか、三好栄子浅香光代市村萬次郎(は、舞台)といった、生半ではない実力派がキャスティングされる。

過去に別の項目で触れたことがあるが、それを書いてから10数年の時を経て、研ナオコさんはますます良い味になってきて、ドラマ版の「家、ついて行ってイイですか?」の演技を見て確信に至った。今なら研ナオコさんがベリーベスト「お勘婆」。(2021.8現在)


もりい個人としては、おかんが出てこない(or 使いこなせない)安兵衛モノの、高田の馬場前後を描いた映像作品や芝居は、伝統あるこのフィクションに対して不勉強であり、モグリ、あるいはアンチさえ感じてしまう。(附言:ここで言ってるのは、映像作品や新作芝居への言及であって、「安兵衛の住んでる長屋の大家・五兵衛が応対する」といった浪曲のバージョンも伝統的には存在します。)

さりながら、戦後のように「明るくパァッといきたい」という気持ちからか、近隣に世話を焼いてくれる未亡人や、軽業師の女の子が住んでる場合など、あえてばばあを出さないコンセプトが際立っている場合もあり、これはこれで認めるものであります。



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