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{{Cinema|制作=舞台|公開=1988|内蔵助=近藤正臣|星=3|頃=}}
[[画像:ninagawa91.jpg|thumb|主要メンバー以外総とっかえで再演した'91年版のチラシ。]]全編、ところどころ整理したり膨らましたりしてるけどほぼオリジナル(歌舞伎)をトレースしてて、あんまり上演されない段までとにかく「[[通し狂言 仮名手本忠臣蔵|仮名手本忠臣蔵]]」を'''全部'''(といっても陽気な八段目が無い)を通して演ってるから、これがまずすごい。を通して演ってるから、これがまずすごい。 だからセリフもほとんどオリジナルと同じ「昔なセリフ」(&五段目定九郎も長尺)なのだが、マトモにやってたら到底上演時間内におさまらないので、ふつうに喋るスピードにアレンジされており(というより、1.5倍くらいマキの入った感じ)、役者さんはさぞかし大変だったろうなと思うが、きっとエネルギッシュな蜷川演出で引っ張って、みんなすごくがんばったのだなあ。見てて気分いい。女優さんがちょっと急いでるかんじがあるけど。
高師直の'''成田三樹夫がまずもう、すばらしい'''。もともとあたしはこの人が好きなんでヒイキ目なんだろうが、なんと素敵な声でしょう。滑舌もいいし。表情もいい。演技もいい。かっこいい!前半はこの人のおかげでグイグイ引き込まれる。この人と近藤正臣で星三つ稼いでるかんじ。
そもそも悲劇要素ばっかしの仮名手本忠臣蔵から、明るい要素を徹底して排除した構成のせいか、後半になるにしたがって盛り上がるどころかどんどん陰気くさい気分になって「討ち入り」もスカッとしない。ていうのはたぶん、計算かもですが。
義太夫の代わりにオペラみたいな歌が入ります(音楽:宇崎竜童)。
[[Category:くすおの忠臣蔵作品評|1988]]