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芸人さんというだけあって、お客さんいじりが上手なので、あいまあいまに我々をくすぐってくれるおかげで緩和されていたのが救いだった。(たのしかった)
そんな大石さんも最後の最後には、殿様の辞世を読んで発奮し、吉良のとどめを刺すのだが、大事なところなのにあたしが最後のほうで気を抜いていたもんだから、大石が吉良の首級をあげることに前向きになるプロセスがビックリするほど印象に無い。