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峠の群像
,編集の要約なし
{{Cinema|制作=NHK|公開=1982|内蔵助=緒形拳|星=5|頃=}}
[[画像:Kataoka2.jpg|thumb|役者絵:郷ひろみ]][[画像:Hachisuke.jpg|thumb|役者絵:コントラッキー7関]]
「わしが迷っていてなぜ悪いのかぁっ!」
大河はいい俳優をふんだんに使えるので、この点もよかった。
お家大変まではコミカルな要素も多かった昼行灯の彼が、赤穂藩がお取りつぶしとなり、うろたえ、迷いに迷い、耐えに耐える。ノイローゼ気味になったりもするが、討ち入りを決意してからは人相がすっかり変わり、殺人者となる決心が演技に見て取れる。この、うろたえたり、精神状態が不安定になる内蔵助というのは見たことがない。まさに本作の見所である。