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忠臣蔵松の廊下
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松の廊下コントが「大爆笑」で初お披露目されたのは1978年に左とん平の吉良と、志村けんの内匠頭バージョン(ほんとか?)だが、まだ笑いどころが定まらない感じで、廊下がなんとなく滑るので仲本工事の梶川与惣兵衛と3人でアイススケートのマネをしたり、いざ刃傷におよぼうとすると短刀が無くて、仲本が持ってきてくれるが木刀だった、というオチのゆるいものだった。
加トケンによる吉良&内匠頭コンビは松の廊下コント以外にも登場しており、「旅」がテーマだった時も陸蒸気の車内で刃傷事件を起こしている。
'81年版では討ち入りのコントが後に続く。ナレーション芥川隆行が四十七士の名前を朗々と読み上げるのに合わせてカメラの前をいったん横切ったメンバーがかがんですぐに横切り直し、さも大勢行進してるように見せるギャグで、カメラがルーズショットに切り変わり、仕掛けが丸出しになるので5人が怒るというオチ。
「ドリフ大爆笑」には田村邸のコントもあり、BGMを別の曲に置き換えるオムニバスで波止場の恋人の別れに電線音頭を持ってきたり幽霊が登場する時にカルメン77がかかったりする中で、橋幸夫の内匠頭が切腹をする時に「ポン!」という効果音が鳴ってズッコけるという内容だった(BGMじゃないじゃん)('77)。
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