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新春ワイド時代劇 忠臣蔵−決断の時

988 バイト追加, 2021年12月29日 (水) 13:20
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{{Cinema|制作=テレビ東京|公開=2003|内蔵助=中村吉右衛門|星=3|頃=}}
[[画像:Honzo.jpg|thumb|役者絵:蟹江敬三]]
他局の人気ドラマ「鬼平犯科帳」シリーズのレギュラー俳優陣がほとんど出ているという心憎いキャスティングで、鬼平吉右衛門ファンにはうれしい&おもしろい作品。憶測だが[[堀部弥兵衛]]は生前の江戸家猫八(放送当時すでに故人)をキャスティングしたかったのでわ?には生前の江戸家猫八(放送当時すでに故人)をキャスティングしたかったのでわ?(ちなみに「鬼平」はフジテレビである)
ファンとしては中村吉右衛門が「おかしら」なら、次郎長でも新撰組でも見てみたいものだ。
それで逆に目につくのが、鬼平レギュラー以外のひととおりのキャスティング。ちょっと独特。四十七士の個性的キャラに、まったく知らない役者さんばかりを当ててる。やはり予算の関係でしょうか。それで逆に目につくのが、鬼平レギュラー以外のひととおりのキャスティング。ちょっと独特。四十七士の個性的キャラに、私には(お茶に間には?)まったく馴染みのない役者さんばかりを当ててる。やはり予算の関係でしょうか。
そういう傾向、ほかのドラマでもしばしば見受けられるが、なにに変えても主要メンバーだけはおカネかけましょうよ。
ちなみに、東下りの際に垣見五郎兵衛のシーンが無いのは、吉右衛門が「あのエピソードは歌舞伎の勧進帳がオリジナル。わたしは弁慶役者だから遠慮したい。たぶん芝居の際に心が動かない」というようなことを言ったのがきっかけなんだそうです(時代劇専門チャンネルのイベントにて古田求氏ご本人が談話)。10年ほど経過してCSで放送(販売されてるDVDよりこっちを録画したほうが画像がよほど綺麗)をあらためて見てみると、忠臣蔵でやってほしいこと、やっておいたほうが良いことがそつなく盛り込まれ、相当好感度の高い作品。
そこから推測すると、討ち入りシーンに出てくるおとなりさんが「おなじみ」の[[土屋主税逵直|土屋主税]]じゃなく[[松浦鎮信|松浦候]]なのも、中村吉右衛門家の当たり役(歌舞伎「松浦の太鼓」はお家芸ベスト10)であるからと考えられる。古田氏が気を利かせたのか、吉右衛門がリクエストをしたのか不明だが、鬼平キャストと言い、播磨屋度と言い、本作品はタイトルに「中村吉右衛門の」とついててもいいような特徴がそこかしこにちりばめられております。惜しいのは「おかしみ」がこれっぱかりも無いクソ真面目さ。不破数右衛門だけでも少しコメディリリーフのようにしていたらだいぶ味わいが違っていたのではないか。
そもそも'''古田脚本は概してユーモア不足'''なのが明らかな欠点。
 
 
さて、ちなみに、東下りの際に垣見五郎兵衛のシーンが無いのは、吉右衛門が「あのエピソードは歌舞伎の勧進帳がオリジナル。わたしは弁慶役者だから遠慮したい。たぶん芝居の際に心が動かない」というようなことを言ったのがきっかけなんだそうです(時代劇専門チャンネルのイベント「時代劇寺子屋シリーズ(1)「親しく学ぼう 忠臣蔵」」にて古田求氏が談話。2009.12.10)。
 
そこから推測すると、討ち入りシーンに出てくるおとなりさんが「おなじみ」の[[土屋主税]]じゃなく[[松浦鎮信|松浦候]]なのも、中村吉右衛門家の当たり役(歌舞伎「松浦の太鼓」はお家芸ベスト10)であるからと考えられる。古田氏が気を利かせたのか、吉右衛門がリクエストをしたのか不明だが、鬼平キャストと言い、播磨屋度と言い、本作品はタイトルに「中村吉右衛門の」とカンムリがついててもいいような特徴がそこかしこにちりばめられております。
 
 
 
余談
 
2015年7月現在、バラエティに引っ張りだこの木下ほうかのWikiに本作の[[斧定九郎|定九郎]]を演じた記録が未掲載。
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[[Category:くすおの忠臣蔵作品評|2003]]

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