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中村勘助
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中村勘助【なかむら かんすけ】…[[潮田又之丞|潮田]]とともに[[大石内蔵助|大石]]の部下。
祐筆頭(ゆうひつがしら:)で、仕事柄か俳句などもたしなんだ。
倒産後、深川で[[吉田忠左衛門]]の店にブラブラ潜伏中、大家の九兵衛が「こないだ勘助さんが扇子にラクガキしてるのを見たらいい手だな。」と言って扇子売りの開業(つっても自分で売り歩くんだが)をあっせんしてくれる。
吉良家出入りの小間物屋と仲良くなり吉良家侵入に成功するものの、メモばかり取ってるところを仲間(ちゅうげん)丑松たちに怪しまれ、左右田孫兵衛のところへ連れて行かれそうになるが、小頭の兄貴分忠吉が「屋敷の中にも入れねえのに庭先や玄関をメモったからって仔細はねえ」と助けてくれる。勘助はお礼に発句した扇子をプレゼント。
やさしい忠吉は討ち入りのあと芸州へ再就職。中村勘助の扇子があったおかげで(義士にいいことをしたということで?)出世もいたしました。
家族が心配なので討ち入りが近いのに奥州(岩手県)の自分が生まれた白川藩に家族を預けに行った。と、いう逸話がある一方で、討ち入り後長男は流罪になっちゃって家綱の二十七回忌法事の特赦までおつとめしたとか。後者がほんとらしい。