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実録忠臣蔵 天の巻 地の巻 人の巻

440 バイト追加, 2015年10月19日 (月) 22:46
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まず、[[阿久里/瑤泉院|あぐり]]のほかにあぐりと同じ熱量で[[浅野内匠頭]]を心配する小姓が出てくる(前髪姿で誰かは不明)。事件の時はあぐりと並んで凶報を聴いたりして、そんなの見たこと無い。を心配する小姓が出てくる(前髪姿で美少年。誰かは不明)。事件の時はあぐりと並んで凶報を聴いたりして、そんなの見たこと無い。
内匠頭がウソを教えられて装束を間違えるエピソードのあとに、勅使を出迎える場所をしっかり間違えて大恥かいて泣くシーンがある。
一力茶屋で、苅藻太夫をモデルに絵を描いてる内蔵助の背後に仲居4人がソッと近寄りワッとおどろかすが、内蔵助は反撃に出て並んでる4人の顔にいっぺんに絵の具をサーッと横一直線に引くシーンが面白かった。逃げる仲居たち。
仲居のたまり場のふすまがスーッと開いて絵の具のツボを持った内蔵助が現れると、仲居衆がパニックになるというシーンも笑った。仲居たちが逃げ込んだたまり場のふすまがスーッと開いて絵の具のツボを持った内蔵助が現れると、おおぜいの仲居衆がパニックになるというシーンも笑った。
山科の閑居では下の小さな男の子ふたり(大三郎が生まれちゃってる)が花魁道中の真似事みたいなことをしてとにかく親父を全面肯定。これが「山科の別れ」のときに効いてくる。お母さんと出かけかけるが大好きなおとうちゃんや主税にいちゃんと一緒にいたいと父のそばへ戻ってきて泣いて懇願する。これも見たこと無いアプローチだが涙をさそう。山科の閑居では下の小さな男の子ふたり(大三郎が生まれちゃってる)が花魁道中の真似事みたいなことをしてとにかく親父を全面肯定。これが「山科の別れ」のときに効いてくる。ふたりはお母さんと出かけかけるが大好きなおとうちゃんや主税にいちゃんと一緒にいたいと父のそばへ戻ってきて泣いて懇願する。これも見たこと無いアプローチだが涙をさそう。
というわけで、字幕と内容とに「おや」と思うところがちょいちょいあったのですが、なんでも本作は尾上松之助の一周期(昭和2年)に『増補改訂忠臣蔵』と名を変えて上演しているそうであります。その際大河内伝次郎の鍔屋宗伴とかが「増補」されたようで、「おや」と思う原因の手がかりなのかなと思っております。というわけで、字幕と内容とに「おや」と思うところがちょいちょいあったのですが、なんでも本作は尾上松之助の一周期(昭和2年)に『増補改訂忠臣蔵』と名を変えて上演しているそうであります(※01)。その際大河内伝次郎の鍔屋宗伴とかが「増補」されたようで、「おや」と思う原因の手がかりなのかなと思っております。
大正時代最後で昭和ではじめての忠臣蔵。
 
 
 
※01・・・大正元年にMパテー商会、横田商会、吉沢商会、福宝堂が合併して日活が設立されるがトップの意見が合わず、おりからの不景気風に暖簾をあおられて、しばしば前に撮った映画にちょっぴり新しく撮ったのをつないで上映してしのいだことがあったそうです。

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