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三段目

8 バイト追加, 2016年12月15日 (木) 23:08
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と言うサゲ。枕で「只今の内科を'''本道'''と申しました時分のお話でございます」と断っているが、つまり本道と本蔵をかけたダジャレ。
現代鑑賞のできる「紙屑屋」のサゲは変わっているが(たとえば「あんたはよほど人間のクズだなあ」「へい。より分けております」など) 元々はれっきとした忠臣蔵ネタなのだ。
CD「落語仮名手本忠臣蔵」に「紙屑屋」は収録されているがそうした三段目のくだりは無い。ライナーノートには三遊亭圓朝(1st)のバージョン(噺をうつした「圓朝全集」)を引用している。上記と同じシチュエーションだが、そこでは「我をとどめしは[[加古川本蔵|ホンゾウ]]か」というと「いいや外療(げりょう)だ。」…と、サゲたと言う。
本草学(【ほんぞうがく】…中国で発達した医薬に関する薬草学=内科)と、外科の古い言い方。
ともかく武藤禎夫氏の著書にも「明治時代でこのサゲはすでにわかりにくくなっている」そうです。ともかく武藤禎夫氏の著書にも「明治時代でこのサゲはすでにわかりにくくなっている」そうで、現代鑑賞のできる「紙屑屋」のサゲは「あんたはよほど人間のクズだなあ」「へい。より分けております」などがオーソドックスなようです。でも元々はれっきとした忠臣蔵ネタなのですね。

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