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喧嘩安兵衛

908 バイト追加, 2017年6月27日 (火) 00:40
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{{Cinema|制作=東宝|公開=1952|内蔵助=---|星=1|頃=}}[[画像:Kenka.jpg|thumb|公開当時のパンフレット]]
残念ながら2014年4月現在見ていないのだが、50年代にどんだけあらすじ…越後・新発田。[[堀部安兵衛|安兵衛中山安兵衛]]映画撮ってるんだよ、という特別なありさまをご紹介したくて、ラインナップするとともに、当時のパンフレットを見ながらの、おうわさです。は無二の酒友、[[俵星玄蕃]]との御前試合がいや(<どちらかが傷つくのがイヤ。)で脱藩して姿をくらませる。
いろいろ想像いたしましょう。江戸の「喧嘩長屋」で傘張りなどして暮らしはじめる安兵衛。エノケンを含む長屋の面白い人たちとの小さなくだりがあって、ある日。借金のモメゴトに巻き込まれ、おじさんに金の無心に行くがそこで安兵衛を追って新発田を出てきた玄蕃にばったり。決着をつけんと斬り結ぶうちに心も和らぎ長屋に帰るが長屋のメンバーが高利貸しに連れ去られていた。ので、アジトの水茶屋に乗り込んで奪還。そのあと玄蕃と酒宴した安兵衛はあくる昼に帰宅すると留守におかれたおじさんの書状を読み、高田馬場の果たし合いを知り、駆けつける。・・・
滝沢英輔監督 東宝原作付きで脚本家が二人もいながら、どう相談してこう仕上がったのかというほど取るに足らない映画。それでいて無駄にハナシが込み入っていて登場人物が多い。言い方がキツイんで誤解されるかもだが「ダメな見本」みたいな作品。でも不愉快なことは一切ない。
市川段四郎。田代百合子。榎本健一。・・
そもそも小太り(映画の中でもそう表している)の安兵衛というのはイメージ的に受け入れがたいリスクがあるのに右太衛門とかならまだしもなんでわざわざ段四郎という、映画スターという程でもない人をひっぱってきて主役にかかげてリスクを犯そうとするのか制作側の意図がさっぱりわからない。
あらすじ…越後・新発田。[[堀部安兵衛|中山安兵衛]]は無二の酒友、[[俵星玄蕃]]との御前試合がいやで脱藩して姿をくらませる。準主役のエノケン(長屋の仕立屋…と、思ったら実はスリ)には、展開がダメなところを埋めてもらおうとしてるかのような出番の多さなのだが、その力技もおよばず、監督がコメディを撮り慣れてないのか妙に間延びしてギャグシーンも面白く繋がっていない。
江戸の「喧嘩長屋」で傘張りなどして暮らしはじめる安兵衛。エノケンを含む長屋の面白い人たちとの小さなくだりがあって、ある日。借金のモメゴトに巻き込まれ、おじさんに金の無心に行くがそこで安兵衛を追って新発田を出てきた玄蕃にばったり。決着をつけんと斬り結ぶうちに心も和らぎ長屋に帰るが長屋のメンバーが高利貸しに連れ去られていた。ので、アジトの水茶屋に乗り込んで奪還。そのあと玄蕃と酒宴した安兵衛はあくる昼に帰宅すると留守におかれたおじさんの書状を読み、高田馬場の果たし合いを知り、駆けつける。・・・俵星玄蕃が出てるが、安兵衛と同じ藩にいたという大胆なアレンジにはまったく意味がなく活躍もしないので全然要らない。
主役の、この市川段四郎さんは、たぶん「ご存知遠山の金さん」(TV版2代目金さん)の四代目段四郎のお父さんで猿之助(4th…元・市川亀治郎)のお爺さんで、香川照之のおじさんにあたる人。「戦後の作品で、なにかそこのところを同情の余地に回したいのだが、東宝は同年公開でこの映画の主役の段四郎も良いバイプレーヤーで活躍する映画「[[忠臣蔵 花の巻雪の巻四十八人目の男]]」で[[片岡源五右衛門]]やってらっしゃいます。」もあることだし、ちょっとかばいきれない。
(ちなみにこの頃の映画によくある「宮使えなんかつまらん」的な価値観がやっぱり出てくる。)
さて、この作品。あらすじだけ読むと、いったん話がついたことをなんとなく蒸し返す形でいくつかのエピソードが雑に絡まってて、あんまりシュッとした展開では無さそうですな。映像になった時はこのギクシャクは解消されてるのかしら。主役の市川段四郎さんは、「[[忠臣蔵 花の巻雪の巻]]」で[[片岡源五右衛門]]やってらっしゃいます。「ご存知遠山の金さん」(TV版2代目金さん)の四代目段四郎のお父さんで猿之助(4th…元・市川亀治郎)のお爺さんで、香川照之のおじさんにあたる人。
試合がいやで安さん脱藩というオープニングからもう、大雑把 w。おじさんは翌日の昼に手紙をよこすならどうして前の晩に会ったときに安兵衛に高田馬場のハナシを切り出さなかったのか??滝沢英輔監督 東宝
 50年代にあまた作られた安兵衛ものも、いろんなクオリティの作品があるのでしょうね。市川段四郎。田代百合子。榎本健一。・・
見てみたいなあ。シンプルに、ピュアに失敗作だが、お菓子を食べながら私語し放題でときどき画面を見るぶんにはまったく問題ない。誰も傷つけない映画。

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