11,931
回編集
差分
編集の要約なし
{{Cinema|制作=東映|公開=1956|内蔵助=市川右太衛門|星=4|頃=}}
[[画像:467305251_3943120589254176_9029365414175099557_n.jpg|thumb|かるた(北川和秀先生蔵)既存の忠臣蔵かるたの蓋だけデザインを変えたもの。]]
上記の感想文は、もりいくすおが忠臣蔵にハマりたて(これを打ってるいまから7年ほど前)に記したもので、当時は大佛次郎の原作も読んでいないし東映時代劇も知らない、はなはだ稚拙なものですが、それでも削除しないのはビギナーの素直な感想としてはアリかな、と自身がマッチポンプ的に面白がったからであります。
さて、本作をあらためて見てみますと、非常に丁寧な作りの、ただしい、品の良い作品で好感度が高い。
で、やっぱり2時間半ほどにまとめてるので[[蜘蛛の陣十郎]]と堀田隼人が[[千坂兵部]](の役者さんがいま見るとひじょうに良い)の隠密になるところは、原作を知った上であらためて観てみてもあっさりしているし、あれだけキャラを魅力的に描いておきながら後半に出番が少なく、惜しい。
東千代之介は、白いドーランを塗ると、髭の濃いのがうっすら浮かんでくるんで困ったり、ともかく、モノクロ時代には気を使わなかった、役者衆の顔のシミやなんかが、課題になっていたようだ。。
意外にも白い色の発色に苦慮しており、これまで麩を降らせて石灰の粉末を積もらせていたのを、小道具さんが見つけてきた「やわらかみがあって、色彩がよく出る」スポック・スノーという、合成樹脂を使ったと言う。<small>(近代映画 臨時増刊 S31)</small>
ちなみに、昭和39年の週刊朝日<small>(NHK大河「赤穂浪士」特集記事)</small>によれば、スポック・スノーについて「スチロフォームの細かいもの」とし、NHK大河の「赤穂浪士」では石灰やナフタリン粉も、雪の代用に使用したと言う。
註02…20年ほど前に自社制作の作品「堀田隼人」で、堀田と浅野内匠頭二役を演じている(赤穂市発行「忠臣蔵」第五巻)ので、そのイメージが良かったのかもしれない。<…と、勝手な解釈をしたが、新藤兼人の脚本を手直しした、松村昌弘(当時、助監)さんによると、もともとの新藤版の脚本が、原作に出てくる堀田隼人たちに大きくウエイトが乗っかっていたんで、最初はそういう配役が考えられたんだということだ。<small>(「大友柳太朗快伝」ワイズ出版)</small>