泉岳寺の若いお坊さん。
討ち入り後、義士たちが泉岳寺に来たときに山門を閉め切り、リーダーとなって所化(しょけ:修行中の僧)の石獅(せきし)ら7〜8人で上杉勢が押し寄せてきたときに応戦しようと、興奮して刀を研いだりした。
「薬湯の般若湯と申します」なんぞ言って、浪士たちに酒を振る舞ったりした。
そのあと、みんなクビを置いて仙石さんちに行っちゃったんで、重箱に入れて次の日の夜吉良邸に届けた。
このときのクビの領収書は泉岳寺で展示されています。
受け取りのサインは左右田孫兵衛と斎藤宮内であります。(二人とも討ち入りのとき逃げた人)
ちなみに、当時の泉岳寺の役僧に執事の承天。和尚は長恩とか酬山とか?